真珠の微妙な部分


真珠のアレコレを少々


養殖真珠では真円の核を入れて貝が真珠層を巻くのを待ちます。

養殖技術が出来上がる前のいわゆる天然真珠は、偶然貝の中に入り込んだ砂粒などの小さな異物にゆっくりと真珠層が巻かれて大きく成長した偶然の産物です。

核を巻いてる真珠層が厚いことを「巻きが良い」といいます。

一般に巻きが厚いものほど美しさに深みが出ます。

薄巻きの真珠は色合いに深みがありません。


 

アコヤ真珠と南洋パール

母貝と水温による違いがあります。

南洋の温かい海の貝は成長が早く、核を入れてから真珠として取り出されるまでの時間が比較的短く済み、10mm 20mmと珠も大く成長します。

貝自体も大きさがあるシロチョウ貝やクロチョウ貝が母貝です。

水温が高くない日本の海で育つ、貝自体が小さめでアコヤ貝を母貝とするのがアコヤ真珠です。

また貝の大きさもあまりありませんので10mm以上の大きな珠は希少です。

また、アコヤの良い珠のテリには南洋にない鋭さがあります。

 

質の悪い真珠の経年劣化

写真で見るように真珠層が核から剥がれ落ちてバリバリになっています。

真珠層の巻は薄く、核との間に空間ができていた真珠などは

経年とともに傷からこのような劣化をすることがあります。

本来良質な真珠であれば、

経年には経年の落ち着いた色合いへと変化し、層が割れることはなく、このような状態にはなりません。

 

 

 

真珠は真珠貝という生き物の体内で作られますのでその出来は真珠貝のコンディションに左右されます。

天候や海の状態が荒れたりすれば貝の育成に影響し、真珠層の巻きにも影響します。

上記の割れ剥がれるような真珠は育成中に何か大きな影響を受けるような変化があり、その間の真珠層に問題が出て空間ができたのかもしれません。

本来、傷けやエクボの無い真円の真珠を量産するために養殖によって真円の核を埋め込み、穏やかな海で育成されるのが真珠です。

また、黒蝶貝や白蝶外は貝が大きく活発なので真珠もサークルなどの変形がでやすくなるなど、貝の性質や年齢にも左右されます。

 

フェイクパール(アクセサリー)と本真珠

この写真、上下どちらが本真珠かわかりますか?

一見 上のパールのほうがテリがよく見えるのですが、フェイクパール。

下のパールは品質があまり良くはありませんが本真珠です。

写真はもちろん肉眼でもパッと見では分からなかったりしますよね?

では 連の真珠同士を軽くこすり合わせてみてください。

ツルッとしてるのはフェイク。ザラッとしているのが本物です。

少し目のこえた方には、本物の重量感やしっとりとした質感などの違いが分かるかと思います。

豊かで凛とした心持になれるのは本物ではの特権ですね。

 

パールのランクの違い

テリや輝きは中々写真では捉えにくいものですが、実際の目で見るとその違いは誰にでも判ると思います。

(左が最上クラス、右がエントリークラスです)

ランクの高いものは、明らかに色が躍るようなテリを持っていて華やかなものです。

もちろん光り方やテリのレベルでの好みには個人差がありますので、

身に着けることを前提とした場合には、

一概にトップレベルが絶対とは言えませんし、

シットリした光り方がお好きな方の選び方もあります。





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