●ジュエリーのリフォームは既製品を買うより高いのはどうして?●

~ジュエリーリフォームやオーダーの価格について ここだけの話~

 

正直、たぶん皆様が考えているよりもリフォームは高価だと思われますが、それには理由があります。

 

通常、ジュエリーはまず「原型」を一つ作り、そこから同じものを「型取り」して一発吹きで鋳造し大量生産します。

そして決まってる既成サイズの石を流れ作業で留め、仕上げをします。これが既製品というものです

一気に型どりすることで一個にかかるコストを薄くして、小売りまでの中間マージンも考えて採算がつくように作られています。

 

しかしこれがリフォームやオーダーメイドになると、

一個一個のすべてが「原型」。しかも当店ではすべて鍛造によって仕上げまで職人の手作りになります。

手作りの作業でのコストは削れません。

 

リフォームという言葉でまず想像するのは「家」ではないでしょうか?

全て更地にして立て直すよりはリフォームのほうが…というところから

言葉のイメージが買うよりも安くついてしまっているのでしょう。

しかし安くつくのは「家」がもともとオーダーメイドの非常に高価なものだからでもあります。

これらの場合のリフォームのイメージとは全く異なるのがジュエリーのリフォームです。

 

ジュエリーは基本的には気に入った既製品があれば買い直したほうが安くつく と思っていただいて正解です。 

 

しかしそうやっていけば、使わなくなったジュエリーは箪笥の肥しになるばかり。

地金モノであれば買い取りに持ち込めますが、ついている石は買い取り対象にならないものがほとんどです。

外した石を持ち帰っても使用できず…の悪循環です。

あるいは親から受け継いだので手元に置いておきたいけど、身に着けるにはちょっと…という悩ましい状況も。

 

そこでジュエリーリフォームやオーダーの出番になります。

 

オーダーについては、

プレミアムオーダーは高価ではあれどお客様の思い入れを形に仕上げるので、価格に納得していただける場合が多いのですが

中間のオーダーや加工は 価格が見合わないと諦める方も多いのが現状です。

「使わないでいるのはもったいない」と「そんなにお金をかけるのはもったいない」の天秤ですね

これはシルバーであっても同じ。SVは地金代は低いですが加工費は他の地金と変わらないからです。

 

そこで、 「何とか安価に」という思いに対し、できるご提案は

@リングをシンプルなペンダントに直す。

    リングの形状にもよりますが、リングの腕を切り石座部分をそのまま利用して鎖を通すための丸カンを付けることができます。

    またはごくシンプルな石座のみのデザインのペンダントなどへの変更。

@ペンダントなどはカスタムをする。

    もう一つのペンダントを付け足して一つに、またはバチカンを変える、というような

    元の形をそのまま生かし「何かを足す」または「何かを引く」などのカスタムです。

カスタムでも一気に雰囲気をかえることもできます

これらは比較的に加工賃を抑えられます。

 

全体を作り直す必要のあるリフォームの「思ったより高価ね」という思いに対し、できるご提案は

@石のサイズとデザインが合えば既製枠を使用する

基本的に一から作るよりは加工賃を抑えられます。

@負担を軽減するために「地金下取り」をいたします。

   元の枠や、使わない地金を下取りに回してリフォーム工賃の足しにすることができます。

   リフォームや加工のご相談には不必要になった地金物などをお持ちいただくと下取りを加味したお見積もりが可能です。

   そのうえで出来るだけご予算に収めるようデザインのご相談に乗ることができます。

 

リフォームやオーダーはなかなかハードルが高く感じられるかと思います。

価格が気になるのは誰しもです。であればこそ、ご相談時には実物をお持ちください。

その他、希望のデザインや下取りに出せる地金があるかどうかも確認しておくと

具体的な価格を含めたお話ができますし、価格を抑えたデザインへの変更の仕方などをご提案できます

「いきなり持っていくのちょっとね」 とおっしゃらず、実物をもって気軽にご相談ください。