ジュエリーの修理の料金については複雑な要素が絡み合うので
「どんな」ものに、「どういう」修理が必要か目で見て確認しないと具体的なお答えができかねます
同じ指輪のサイズ直しでも 例えば
ふるエタニティや 同じくフルでデザインに切れ目のない物は難易度が高くなりますし
太い、厚みのある指輪のサイズ増しの場合は必要になる地金の重さから違います
パールのネックレスやビーズの連なったタイプのネックレスの修理パールネックレスは糸からワイヤーへの変更、ワイヤーから糸への変更、珠のサイズ、グラデーションの有無、バラバラになっていないか、などによって価格が変化します。
長さ調節や、金具取り換え、クリーニングなどは 必然的に糸替えも必要になりますのでご注意ください。
「リフォームをしようかな?」「修理どれくらいかかるのかな?」というときには…
「ジュエリーのリフォーム、おいくらかかりますか?」ではザックリの金額でも提示するのは難しいものなのです。
どんな修理、リフォームかによって価格の変動が大きいので、店側はそこを考慮して高めに提示することになってしまい、
逆にお客様に断念させてしまうことになりかねないからです。
ジュエリーのリフォームや修理を考えるうえで必要になる要素は大体以下のとおりです
@地金がどれだけ必要か::リフォーム前のジュエリーの地金は下取りできますので元の物の地金が重いと有利です。留める石が大きかったりすればデザイン上、地金も必要になります。修理の場合は失ったパーツがあればその補修の分が必要になります。
@加工がどれだけ必要か::ごくシンプル、腕も丸線というリングの場合の加工代とデザインが細かい場合の加工代は大きく違います。シンプルなジュエリーリフォームでもリング(使用する地金が多い)とペンダント(比較的少ない)でもだいぶ違いますし、同じく細かくて技術の必要な修理には加工賃がかかります。
@プラスアルファは必要か::デザイン上、または紛失したメレダイヤなどをプラスする場合に価格が上がります。
@既成空枠が使えるか::リフォームで使える空枠があれば、1から加工するよりは価格を抑えられる場合があります。
■片方失くしたイヤリングや使わなくなった指輪などをお持ちいただけると地金を下取りをして加工代から引かせていただきますのでお持ちください■
特にリフォームの場合は
実際にリフォームするか否かを決める前であっても大体のイメージを固めて、
リフォームを考えている元のジュエリー実物と 作り替えたいデザインの具体例をもって聞いてください。
うまく説明できない場合はネットから探した好みのデザインの写真などが有効です。
その際、ご自身のイメージと全く同じ写真でなくてもよいのです。
そのうえで「写真のはメレダイヤがついていますが、それは必要ありません」「これをもう少し細くシンプルにしたもの」
などの説明していただくと見積もりもお話ししやすくなります。
相談しながらデザインがほぼ決まれば勿論、実際に加工に入る前にはもっとしっかりとした見積もりができますし、
そこから価格を抑えるための調整なども話ができるようになります。
*あくまでも一例です。実物を見させていただいての見積もりが基本です*